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歩くたびにかかとが痛む踵骨棘になったら手術が必要か

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かかとの骨は腱や筋膜という組織と結びついています。
これによってスムーズに歩くことができるのですが、ハイヒールや安全靴など、かかとに衝撃の加わりやすい靴を履き続けていると、踵骨棘という状態になることがあります。
硬いアスファルトの道の上をランニングするような場合にも、靴や走り方によってかかとへの衝撃が強すぎると同様の状態になります。
大きな衝撃の加わる歩き方をして腱や筋膜が無理に引っ張られると、その衝撃をやわらげるために骨を補強しようと血液中のカルシウムがそこへ集中し、石灰化して骨の増殖をうながします。
こうして、骨がまるで棘のように出っ張ることから踵骨棘という名前がついています。
出っ張った骨の周囲の筋肉には炎症が起こり、それによって患部に痛みが生じます。
そのまま改善しないでいると歩くたびに足の裏にひどい痛みを覚えるため、手術をしなければ治らないのではないかと心配して病院を受診する患者が少なくありません。

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踵骨棘になると、まるでかかとの部分に何か異物が刺さっているのではないかと思える痛みが生じ、歩行に著しい支障をきたします。
しかし、踵骨棘の一般的な治療法は、手術にまで至らないことがほとんどです。
中には、あまりにも症状が進んでいるようなケースもありますが、その場合は外科的手術で骨棘を物理的に除去するという治療もできます。
そこまではいかない多くの患者の場合は、整形外科や整骨院などで足に合わせた特別なインソールを製作してもらい、それを使い続けることで炎症を鎮めて痛みを軽減し、やがて踵骨棘自体も自然治癒へと向かわせることができます。
もちろん、足に負担をかけるような靴の使用は控えることが前提となります。
手術やインソールを使う治療法のほかには、足の底の部分に緩衝材を入れて固定し、半年程度そのままの状態を保つことによって、骨に付着した余分な石灰質を再吸収させるという治療法もあります。

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